診療マル秘裏話     号外Vol.1038 平成29年12月5日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
  
1)抗生物質の過剰な服用で肺炎桿菌が起こす腸炎
2)糖尿病の人も食事を楽しめる岡山県民公開講座














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 抗生物質の過剰な服用で肺炎桿菌が起こす腸炎












 抗生物質の過剰な服用で腸内
の細菌群が乱れると、口や腸等
に生息する普段は無害な細菌「
肺炎桿菌(かんきん)」により、
慢性腸炎が起きる可能性がある
ことが分かりました。慶応大の
本田賢也教授や早稲田大の服部
正平教授らが、11月11日までに
米科学誌サイエンスに発表しま
した。
 肺炎桿菌は高齢者や入院患者
に肺炎や尿路感染症などを引き
起こすことが知られていました。
研究チームは抗生物質の過剰な
服用に注意を呼び掛ける一方、
肺炎桿菌を標的とする抗生物質
が開発できれば、潰瘍性大腸炎
やクローン病などの慢性腸炎の
新薬になるとの見方を示しまし
た。
 腸内細菌群が正常なマウスに
肺炎桿菌を投与しても、腸管で
増殖しませんでしたが抗生物質
とともに投与する実験では増殖
しました。更に肺炎桿菌に対応
し、過剰に活性化すると炎症を
引き起こす免疫細胞の一種「T
H1細胞」も増えました。腸炎
のマウスに肺炎桿菌を投与する
と、強い炎症が起きました。

潰瘍性大腸炎について解説して

いる動画です。

 

 

 



 肺炎桿菌は、高齢者の恒例の
起因菌。笑













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2】 糖尿病の人も食事を楽しめる岡山県民公開講座













 「食を楽しむ糖尿病ライフ」
をテーマにした、岡山県民公開
講座が11月11日、岡山市北区駅
元町の岡山コンベンションセン
ターで開かれ、市民ら約600
人が講演や糖尿病食の調理実演
を通して、病気と向き合う食生
活について学びました。

 京都大医学部付属病院の幣(
しで)憲一郎・疾患栄養治療部
副部長が講演しました。血糖の
コントロールに欠かせない筋肉
量は加齢で減少すると説明し、
「筋肉量を確保するため、高齢
になったら食事の際は最初に肉
や魚、大豆といった蛋白質を取
ること。次は野菜、残すならご
飯を」とアドバイスしました。

 フレンチシェフの湯浅薫男さ
んらは、ポークソテー、野菜と
もち麦のリゾットといった糖尿
病食を調理し、参加者に振る舞
いました。

 植木 浩二郎・国立国際医療
研究センター研究所糖尿病研究
センター長による糖尿病の解説
もありました。

 公開講座は10、11日に同所で
あった日本糖尿病学会中国四国
地方会第55回総会(会長・四
方賢一 岡山大病院新医療研究
開発センター教授)の一環とい
うことです。

糖質制限食のデメリットについ

て解説している動画です。動画

後半のたった3日で血糖値をさ

げる食事療法については、自己

責任でなさって下さい。

 

 

 

 



 公開講座を聞けず後悔する。

















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編集後記


 抗生物質の過剰な服用で腸内
の細菌群が乱れると、口や腸等
に生息する普段は無害な細菌「
肺炎桿菌(かんきん)」により、
慢性腸炎が起きる可能性がある
ことが分かったのは偉大な業績
です。早く肺炎桿菌に聞く抗生
物質を開発して頂きたいもので
す。肺炎桿菌を標的とする抗生
物質が開発できれば、潰瘍性大
腸炎やクローン病等の慢性腸炎
の新薬になるそうですから今は
難病でも将来は慢性腸炎は容易
に治る病気となっている可能性
があります。
 筋肉量を確保することが目的
なら、最初に蛋白質を食べる事
より、重要なことがあるように
思います。 まず、ゆっくりと
時間をかけて少量ずつ口に運び
良く咀嚼して食べることが重要
です。更に野菜から食べるべジ
ファーストにより糖質の吸収が
緩やかになり、肝臓から筋肉を
作れと指示するホルモン様成長
因子が出やすくなります。こう
したホルモン様成長因子が肝臓
から分泌されるとサルコペニア
を予防し、筋肉を自動的に作る
方向に進むような気がします。

 カリスマを支持してその指示
を待つ。笑















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