診療マル秘裏話   号外Vol.1091 平成30年2月5日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
  
1)運転手が業務中に脳疾患で事故発生ケース が増加
2)肺炎が高齢者福祉施設で蔓延、うち2人が死亡














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 運転手が業務中に脳疾患で事故発生ケース が増加












 バスやタクシー、トラックの
運転手が業務中に脳疾患に見舞
われ、事故を起こしたケースが
2009~16年の8年間で261件
に上ることが1月13日、国土交
通省の調査で分かりました。16
年は、48件で、この間の最多を
記録、同省は増加傾向にあると
分析しています。乗客を巻き込
んだ大事故につながる恐れもあ
るとして、事業者に対策強化を
促す指針を3月末までにまとめ
ます。

 増加の背景について同省は、
運転手の早朝、深夜業務が多い
上、近年の人手不足による長時
間勤務の常態化や高齢化がある
とみています。

 261件のうち45件で運転手
が病気または事故によるけがで
死亡しました。

上場企業の大型トレーラー運転

手が死亡事故を起こすとどうな

るかという動画です。

 

 

 

 



 勤務状態の悪化が常態化する。













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2】 肺炎が高齢者福祉施設で蔓延、うち2人が死亡











 福岡県は1月12日、同県筑後
市内の高齢者福祉施設で入所者
ら計29人が発熱やせきなどの
症状を訴え、うち2人が死亡し
たと発表しました。いずれも95
歳の女性入所者で、死因は肺炎
でした。県は集団感染の疑いが
あるとして、感染経路や原因を
調べています。
 県によると、施設では1月4日
以降、入所者28人と職員1人が
発熱やせき、呼吸困難といった
症状を訴え、死亡した2人を含
む6人が入院しました。県の保
健所は、施設に感染拡大の防止
策を取るよう指導しました。

肺炎の症状や治療について解説

している動画です。

 

 

 

 



 私設の施設応援団結成。笑














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編集後記



 運転手の方は多くのストレス
に苛まれます。たとえば、交通
法規の順守です。ちょっと標識
を見逃しただけで警察の取り締
まりに引っかかってしまいます。
また、乗客に対する接遇が悪い
とクレームが会社の上司に行く
ので、過度の接遇を、心がける
ストレスもあります。 乗客の
無賃乗車にも気を配らなくては
なりません。深夜勤務が多いと
体内時計が乱れ、睡眠障害を起
こすこともあります。たくさん
のストレスと戦いながら運転し
ている訳で、勤務中は交感神経
が過度に働き、血圧を上昇させ
ます。ストレスから来る、副腎
疲労も見逃せません。こうした
理由から脳疾患が多いのではな
いでしょうか?お休みの日は、
運動せず、家でゴロゴロしてい
てメタボになりやすいという事
もあります。メタボになると、
睡眠時無呼吸症候群等を引き起
こして、血圧が下がらなくなり
脳疾患に繋がる場合もあります。
肺炎が高齢者福祉施設で蔓延
し、死者まで出たとなれば原因
究明を徹底的に行う必要がある
と思います。最近では肺炎球菌
ワクチンを注射しているひとが
入所者に多いとは言え肺炎球菌
も耐性化が進んでおり、治療が
適切でないと助からない場合が
あります。またマイコプラズマ
肺炎やレジオネラ肺炎、クラミ
ジア肺炎などの細胞内寄生体に
よる肺炎では、セフェム系や、
ペニシリン系が無効であるため
初期治療を誤ると死者が出ます。
今回は、高齢者が死亡している
ので、免疫力の低下による緑膿
菌やクレブジエラ(肺炎桿菌)
等の日和見菌が起因菌の場合が
あります。施設に、感染拡大の
防止策を指示とありますが上記
日和見菌が起因菌の場合は防止
策が難しいと言えるでしょう。

 帽子のずり落ち防止を図る。











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