診療マル秘裏話    号外Vol.1121 平成30年3月12日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★












目次
 
1)パニック障害は100人に1~3人が発症する脳の病気
2)タバコが原因の病気の医療費が1兆4900億円計上
















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 




 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 パニック障害は100人に1~3人が発症する脳の病気












 突然の激しい動悸や息苦しさ
とともに強い不安が襲うパニッ
ク障害は、100人に1~3人
が発症するとされる脳の病気で
す。過労や睡眠不足、過剰なス
トレスなどが誘因と考えられ、
「特に不眠不休で働いているよ
うな人は要注意です」と、稲田
クリニック(大阪府高槻市)の
稲田泰之院長は語ります。パニ
ック障害は、男性に比べて女性
の発症率が2~3倍と高く、20
~40代に多いとされています。
発作は、数分から数十分で治ま
りますが、心臓の病気を疑って
受診しても、心電図や血液検査
などに異常が見つからないこと
が多いとされています。

 繰り返す発作に、「いつまた
起こるのか」という不安感が常
に付きまとい(予期不安)、「
発作時に助けが得られないので
は」と公共の交通機関を避けた
り、発作を人に見られる恥ずか
しさから大勢の人が集まる場所
を避けたりするようになります
(広場恐怖)。 このパニック
発作と予期不安、広場恐怖が悪
循環となって症状が進行すると、
外出できなくなりうつ病を併発
することもあります。

 「パニック障害は、セロトニ
ンなどの脳内神経伝達物質のバ
ランス異常が関係しているとい
われ、実際、それらを調整する
薬で治療できます」と稲田院長
は話しています。 治療では、
パニック発作が起きないよう抗
不安薬や抗うつ薬を使います。
予期不安や広場恐怖には、病気
に対する理解を深め、生活上の
不安を減らす認知行動療法が行
われます。

 「例えば、電車に乗ると発作
が起きやすいのであれば、まず
は短い区間や混雑していない時
間帯の乗車から始め、問題が起
きなければ区間を延ばす、混雑
する時間帯に乗ってみるなど、
段階を設けて苦手な状況に慣れ
る練習をしていきます」

 パニック障害は早期に治療を
始めれば回復も早いのですが、
病気に気付くまでに時間がかか
るのもこの病気の特徴です。

 また、カフェインの取り過ぎ
がパニック発作を招くことがあ
ります。忙しくストレスの多い
生活の中で口にするコーヒーや
栄養ドリンクが発作の原因にな
っている場合があるため、本当
にパニック障害かどうかの見極
めが必要です。

 「発作を繰り返すようであれ
ば、一日も早く精神科を受診し
てほしい」と稲田院長は専門医
への受診を勧めています。

パニック障害の前兆についての

動画です。ただし、早寝早起き

は、中高年にとっては有害だと

私は、考えています。

 

 

 



 区間内で九巻の書物を精読す
る。笑














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆












2】 タバコが原因の病気の医療費が1兆4900億円計上











 たばこが原因で2014年度に10
0 万人以上が、がんや脳卒中、
心筋梗塞などの病気になり、受
動喫煙を合わせて1兆4900億円
の医療費が、必要になったとの
推計を、厚生労働省研究班が2
月15日までにまとめました。国
民医療費の3.7%を占めるという
ことです。

 2005年度の推計と比べると、
喫煙率の減少に伴い1千億円余
り減少しました。ただ受動喫煙
に関しては、因果関係が判明し
た心筋梗塞や脳卒中の患者さん
を新たに対象に加えた結果、医
療費が倍以上の3千億円超に膨
らみました。

 研究班の五十嵐中・東京大特
任准教授は「脳卒中などの循環
器系の病気は、たばこの対策を
取れば比較的早い効果が期待で
きる」としています。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 

 



 高価な薬の治療効果を判定す
る。笑















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆














編集後記


 突然の激しい動悸や息苦しさ
とともに強い不安が襲うパニッ
ク障害は、100人に1~3人
が発症するとされる脳の病気で
あり、過労や睡眠不足、過剰な
ストレスなどが誘因と考えられ、
治療は、これらの状態を緩和す
ることが必要とされます。薬物
療法としては、SSRI等の、神経
伝達物質の再吸収を抑えること
で、シナプスの神経伝達物質の
効果を増大させるものを使いま
す。カフェインの過剰摂取は、
とくにエナジードリンクで問題
になっています。パニック障害
も起こりますが、それ以上に怖
いのが不整脈で突然死がありえ
るということを敢えて申し上げ
たいと思います。
 たばこが原因で2014年度に10
0 万人以上が、がんや脳卒中、
心筋梗塞などの病気になり、受
動喫煙を合わせて1兆4900億円
の医療費が、必要になったとの
推計をまとめたのは由々しき事
です。ただタバコをやめるだけ
でこれだけのお金が浮いてきま
す。ただし、たばこ税は税収が
少なくなります。税収うんぬん
の話ではなく、健康上、非常に
有害な、喫煙という習慣はどう
にかして、断ち切る必要があり
ます。おまけにCOPD(慢性閉塞
性肺疾患)のように、肺の構造
自体が、たばこをやめても戻ら
ない病気も存在します。依存性
については、麻薬以上とされて
いるので、子孫にはタバコを吸
わないように教育を徹底して頂
きたいものです。

 週刊誌を読む習慣を止めまし
ょう。笑
















************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
  解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」http://www.mag2.com/m/0000121810.html 
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長 
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト http://www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。