診療マル秘裏話    号外Vol.1148 平成30年4月13日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)脳血管に血管カテーテル 挿入し血栓除去の追加治療
2)適切な再生医療を提供する医療機関の認定制度
















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 脳血管に血管カテーテル 挿入し血栓除去の追加治療












 福井県内で年間約2千人が脳
卒中を発症します。その6割を
占める脳梗塞は脳血管に血栓(
血の塊)が詰まる病気です。血
栓溶解剤を投与する治療が主流
ですが、血栓溶解剤は投与時間
に制限があり、効果に個人差が
みられることから近年、脳血管
に血管カテーテル(細い管状の
医療器具)を挿入して血栓を取
り除く追加治療が積極的に行わ
れるようになっています。高齢
患者さんにも施術可能で、大き
な後遺症を残さず回復する患者
さんが増えています。

 脳梗塞の急性期治療は「tP
A」という血栓溶解剤を4時間
半以内に投与する治療により、
患者さんの4割が回復するとさ
れています。残る6割には効果
がみられず、後遺症となること
があります。近年、血管カテー
テルや血栓除去用の診療素材が
開発・改良され、短時間で安全
に血流を再開する「急性期血栓
除去術」を追加で行う事が可能
になりました。

 カテーテルは太ももの付け根
から挿入します。掃除機のよう
に血栓を吸引するタイプと、地
引き網のように血栓を絡め取っ
て回収するステントタイプがあ
ります。 tPAを投与しても
血流が再開しない場合に実施し、
血栓除去ができれば、施術直後
から意識や会話、まひの改善が
みられます。tPAを投与でき
ない場合に行われるケースもあ
ります。

 福井県内では県立病院、福井
赤十字病院、県済生会病院、福
井大医学部附属病院などで行う
ことができます。

 2016年に血栓除去術を導入し
た県立病院では、これまで約30
人の患者さんに施術し、6割の
患者さんが大きな後遺症なく元
の生活に戻ることができました。
発症前に元気な状態で動脈硬化
の度合いがさほど強くない場合
は、高齢者でも施術可能で、97
歳の男性に行った例もあるとい
うことです。

 同病院脳神経外科の東馬康郎
科長は「脳梗塞により神経細胞
がダメージを受けた後では、い
くら血流が戻っても細胞が生き
返ることはない。 tPA適応
患者は全体の5~10%に過ぎ
ず、いかに早く治療を受け、血
流再開できるかが鍵」と説いて
います。脳卒中は▽顔がゆがむ
▽腕が上がらない▽言葉が出て
こない―が典型的前兆といい、
「症状がはっきりせず、病気か
どうか分からないときでも受診
をためらわないでほしい。病気
がないことを確認するのが有意
義だと考えてほしい」と話して
います。

脳梗塞の最先端医療についての

動画です。

 

 

 

 



 異議を唱えることが有意義と
なる。笑











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2】 適切な再生医療を提供する医療機関の認定制度













 日本再生医療学会は3月20日、
患者さんが安心して治療を受け
る病院を選べるよう適切な再生
医療を提供する医療機関を認定
する制度を創設すると発表しま
した。

 再生医療を巡っては、昨年、
無届けで他人の臍帯血を移植し
たとして医師らが逮捕される等、
一部の民間クリニックで科学的
根拠のない質の低い医療を提供
していることが問題となってい
ます。

 澤芳樹・学会理事長は、記者
会見で「再生医療をあるべき姿
で進める上で、必要な制度だ」
と話しました。

 具体的な認定基準は4月以降
に議論を始めます。学会の認定
医が在籍し、適切に細胞を培養
できることなどが条件になると
みられています。

再生医療の認定制度ができる、

きっかけとなった事件について

再生医療学会の幹部の方々の、

見解です。澤教授も出演してい

ます。

 

 

 

 



 総説を応用して制度を創設す
る。笑













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編集後記




 脳梗塞の急性期治療は「tP
A」という血栓溶解剤を4時間
半以内に投与する治療により、
患者さんの4割が回復するとさ
れています。残る6割には効果
がみられず、後遺症となること
があります。近年、血管カテー
テルや血栓除去用の診療素材が
開発・改良され、短時間で安全
に血流を再開する「急性期血栓
除去術」を追加で行う事が可能
になったということは、喜ばし
いことです。2016年に血栓除去
術を導入した県立病院では、こ
れまで約30人の患者さんに施術
し、6割の患者さんが大きな後
遺症なく元の生活に戻ることが
できたということですからこれ
からもたくさんの脳梗塞の患者
さんを救って行って頂きたいと
切に願う次第です。
 患者さんが安心して治療を受
ける病院を選べるよう、適切な
再生医療を提供する医療機関を
認定する制度を創設すると発表
したのは本当に喜ばしいことで
す。昨年、無届けで他人の臍帯
血を移植したとして、医師らが
逮捕される等、一部の民間クリ
ニックで科学的根拠のない質の
低い医療を提供していることが
問題となったことが、これらの
医療機関を認定する制度に繋が
ったのではないでしょうか?あ
まりに無茶な医療を患者さんに
押し付けることは許されない事
だと思います。医療機関が襟を
ただす時が来たのではないでし
ょうか?ただ施設が立派だから、
素晴らしい医療を提供できるの
ではないので、そこは誤解しな
いで頂きたいと思います。

 私設の施設を立ち上げる。笑













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