診療マル秘裏話    号外Vol.1156 平成30年4月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)薬剤耐性菌が国産や輸入の鶏肉の半数から検出
2)小学生向けの副読本おおいたっ子食育のすすめ
















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 薬剤耐性菌が国産や輸入の鶏肉の半数から検出












 感染症の治療に広く使われて
いる抗菌薬が効かない薬剤耐性
菌が、国産や輸入の鶏肉約550
検体のうちの半数から検出され
たことが3月31日、厚生労働省
研究班の調査で分かりました。
抗菌薬は家畜の成長促進目的で
使われることがあり、薬を与え
過ぎたことによって、鶏の腸内
にいた耐性菌が増え、肉に付着
したとみられています。

 鶏肉は食中毒防止のため以前
から十分な加熱調理が推奨され
ており、耐性菌が付いているも
のを食べても健康な人に影響は
ありません。 ただ放置すれば
食品などを通じて社会に広がっ
ていき、免疫力が落ちて感染症
になった人の治療の際に薬が効
かなくなる恐れがあります。

鶏肉の生焼けで食中毒を起こす

可能性があるという警告動画で

す。

 

 

 

 



 法治国家の中でも放置されて、
孤独死となる。笑













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2】 小学生向けの副読本おおいたっ子食育のすすめ













 食育への理解を深めてもらお
うと、大分県は小学生向けの副
読本「おおいたっ子食育のすす
め」を作製しました。講師の「
福沢諭吉翁」が郷土料理や正し
い食生活などを紹介する内容と
なっています。表紙のイラスト
は鶴崎工業高校の産業デザイン
科3年西山文香さん(18)が描
きました。400部発行し、県
内の小学校に配布します。
 A4判32ページで、低学年用、
中学年用、高学年用の3部構成
となっています。 イラストと
写真を多用し、食に関する知識
や食べる物の適切な選び方を学
ぶことができます。「やせうま」
など市町村ごとの郷土料理や行
事食、原木シイタケの育て方等
も掲載しました。
 表紙と裏表紙、福沢諭吉翁は
西山さんが担当しました。県の
特産品を調べてカボスや関アジ、
関サバ、とり天などを描きまし
た。「親しみやすいよう明るい
色でまとめた。子どもたちが食
に関心を持つ、きっかけになれ
ばうれしい」と西山さんが言っ
ています。
 大分県は「第3期県食育推進
計画」(2016~20年度)で▽食
べ物を選ぶ▽地域素材や旬の味
が分かる▽地域の食文化を生か
した料理ができる▽食卓でマナ
ーを学ぶ―など六つの力の習得
を目標に掲げています。
 副読本は計画に沿い、医師や
歯科医師、栄養教諭らでつくる
検討会で内容を練りました。
 4月上旬に県のホームページ
で全編を公開しました。同月中
に小学校に配り、食育の授業で
活用してもらいます。

食とみどりの新発田っ子プラン

という食育の取組みについての

動画です。

 

 

 

 

 



 拳闘結果の検討会を行う。笑












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編集後記



 感染症の治療に広く使われて
いる抗菌薬が効かない薬剤耐性
菌が、国産や輸入の鶏肉約550
検体のうちの半数から検出され
たことが3月31日、厚生労働省
研究班の調査で分かったのは、
由々しきことです。鶏の成長の
促進目的で抗生物質を投与する
のは止めた方が良いのではと私
は考えています。特定の病原体
フリーの環境(以下SPF の環境)
で鶏を育てるか、AWG のような
機械で感染症を予防、治療する
かしかないと思われます。SPF
環境で鶏を育てるには、多額の
お金を投資しなければなりませ
ん。AWG のような機械を導入す
るにもお金がかかります。安全
な鶏肉を食べるのが難しくなり
つつあるような気がします。
 食育への理解を深めてもらお
うと、大分県は小学生向けの副
読本「おおいたっ子食育のすす
め」を作製したのは素晴らしい
試みと言えましょう。大分が生
んだ偉人の福沢諭吉を使ってい
るのも見逃せません。私は慶應
義塾の出身であるため福翁自伝
を何回も読みましたが読むたび
に爆笑していました。 食育の
すすめでは、どう紹介されてい
るか分かりませんが、福沢諭吉
という人は、ユーモラスな人だ
ったと思います。同時に、その
当時の最高の知識を身に着けて
いた人だと思います。そうでな
ければ、適塾の塾長は勤められ
なかったと思います。大分の子
ども達には、福沢諭吉に負けな
い食育の知識の探求心を身につ
けて頂きたいものです。

 当時の杜氏の最高傑作の清酒。












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