診療マル秘裏話    号外Vol.1199 平成30年6月11日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★












目次
 
1)リコピン は大蒜や玉ねぎ、油と一緒に加熱を推奨
2)65歳以上の内介護が必要になる人が激増と推計















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 




 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 リコピン は大蒜や玉ねぎ、油と一緒に加熱を推奨











 カゴメは、名古屋大学(名大)
との共同研究で、トマトに含ま
れるリコピンは、にんにくやた
まねぎ、油と一緒に加熱する事
で、体内に吸収されやすい構造
への変化 (トランス体からシス
体) が促進されること、またそ
の促進成分のひとつが、にんに
くやたまねぎを調理することで
生成される香り成分「ジアリル
ジスルフィド」であることを明
らかにしました。

この研究成果は、同社と名大大
学院工学研究科の後藤元信教授
との共同研究によるもので、3
月13日〜15日に関西大学で開催
された「化学工学会第83年会」
において発表されました。トマ
トに含まれる赤い色素であるリ
コピンは、活性酸素を消去する
抗酸化作用などを有することが
明らかになっています。体内の
活性酸素が増えると細胞が傷つ
けられ「体をサビたような状態」
にしてしまいます。リコピンは
この活性酸素を消し去り、生活
習慣病から我々の身体を守って
くれる働きをしています。

リコピンには「トランス体」と
「シス体」が存在し、さまざま
な研究により「トランス体」よ
りも、「シス体」の方が体内に
吸収されやすいことが報告され
ています。 リコピンが体内に
吸収されやすくなることで、よ
り一層の健康効果が期待できま
す。

これまでの研究で、生トマトに
含まれるリコピンは、主に「ト
ランス体」として存在しますが、
油と一緒に加熱することで「ト
ランス体」から、「シス体」に
変化することが分かっています。
また、その他のリコピンの体内
への吸収を高める手法として、
「加工・加熱」や「乳製品や油
との同時摂取」が知られていま
す。

カゴメは、名大との共同研究で、
トマトに含まれるリコピンを「
トランス体」から「シス体」に
変化させる技術を研究してきま
した。この研究では、さまざま
なメニューで、トマトと一緒に
使用されている野菜が、リコピ
ンのシス体への構造変化に与え
る影響について比較しました。
さらに、リコピンのシス体への
構造変化を促進する成分の解明
にも取り組みました。

研究グループは、野菜がリコピ
ンのシス体への構造変化に与え
る影響を調べるため、トマトペ
ーストと各種野菜とオリーブオ
イルを混合後、80℃のお湯で30
分間加熱し、加熱後の総リコピ
ンに占めるシス体含有率をHPLC
法にて比較しました。

その結果、にんにく、またはた
まねぎを混合したものは、コン
トロール (トマトペーストとオ
リーブオイルのみ) と比較して
統計学的有意にリコピンのシス
体への構造変化が促進される事
が分かりました。

また、研究グループは、にんに
くやたまねぎに含まれる特徴的
な成分である「含硫化合物」が、
リコピンのシス体への構造変化
に影響していると考えました。
リコピンと候補となる含硫化合
物と油脂を混合後、電子レンジ
で加熱し、加熱後の総リコピン
に占めるシス体含有率をHPLC法
にて比較した結果、にんにくや
たまねぎを調理することで生成
されるジアリルジスルフィドが、
最もリコピンのシス体への構造
変化を促進することが分かりま
した。

今回の研究で、トマトに含まれ
るリコピンは油と一緒に加熱す
るよりも、油に加え、にんにく
やたまねぎと一緒に加熱した方
が、体内に吸収されやすい「シ
ス体」に変化しやすくなること、
また促進成分のひとつが、にん
にくやたまねぎを調理すること
で生成される香り成分「ジアリ
ルジスルフィド」であることが
明らかになりました。この結果
から、にんにく・たまねぎ・油
を用いたトマトメニューはおい
しさだけでなくリコピンを体内
に効率良く取り入れるのに適し
たメニューであると考えられま
す。

リコピンの効用について解説し

ている動画です。

 

 

 



 公立高校に効率よく編入する。














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆














2】 65歳以上の内介護が必要になる人が激増と推計












 65歳以上のうち介護が必要に
なる人が、7年後の2025年度に
は全国で現在より約141 万人増
え、1.22倍の約770 万人と推計
されることが、47都道府県の介
護保険事業支援計画を基にした
共同通信の集計で5月20日、分
かりました。

 25年は団塊の世代が全員75歳
以上になり、社会保障費の大幅
増が予想されることから「2025
年問題」と呼ばれています。介
護保険も、要介護者数の増加で
費用が膨らみ財源確保策が課題
となるほか、サービスの整備や
担い手不足への対策が求められ
そうです。

 介護の必要度は要支援1から
要介護5まで7段階に分かれ、
要介護認定を受けた人は17年12
月現在で約629 万人です。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 

 

 



 試演の興行を行うことを支援
する。笑












◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆












編集後記




 トマトに含まれるリコピンは、
にんにくやたまねぎ、油と一緒
に加熱する事で、体内に吸収さ
れやすい構造への変化 (トラン
ス体からシス体) が促進される
こと、またその促進成分のひと
つがにんにくやたまねぎを調理
することで生成される香り成分
「ジアリルジスルフィド」であ
ることを解明したのは、偉大な
業績です。リコピンのトランス
体がシス体に変化して、吸収さ
れやすくなるということは初耳
でした。 もともとリコピンは、
親油性の物質なので、吸収を良
くするには、油と一緒に摂取す
るのが好ましいことは知ってい
ました。しかし、油だけでなく、
にんにくや玉ねぎと一緒に調理
すると良いとは知りませんでし
た。
 65歳以上のうち介護が必要に
なる人が、7年後の2025年度に
は全国で現在より約141 万人増
え、1.22倍の約770 万人と推計
されるとは、由々しきことです。
7年後は、まだ私は61歳であり、
年金を受給できる年齢に達して
いません。にもかかわらず高齢
化が進み、介護が必要とする人
が増えるならば、年金をもらう
ことができなくなる可能性がで
てきました。まずは精一杯努力
して、健康寿命を延ばし、ピン
ピンコロリの生き方をする人を
増やさなければならないと感じ
ています。人の生き方を変える
ことは難しいと思います。なら
自分の生き方をピンピンコロリ
にすることから始めなければ、
ならないような気がします。

 水系の貯水量を推計する。笑












************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
  解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」http://www.mag2.com/m/0000121810.html 
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長 
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト http://www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。