診療マル秘裏話    号外Vol.1247 平成30年8月6日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)幼い子どもの発熱の対処と医療機関受診の目安
2)大人の鼻血週に複数回出血大量出血は受診必要















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 幼い子どもの発熱の対処と医療機関受診の目安











 幼い子どもには、熱がいった
ん下がっても、また上がるとい
う繰り返しが、多いようです。
病気への抵抗力が弱いだけでは
なく、保育所や幼稚園に通い始
めるなど慣れない環境に体力を
消耗し、熱を出すこともあるよ
うです。きららこどもクリニッ
ク(大阪市)の川尻三枝院長に
聞きました。子どもの体温は、
大人よりも高めで、体温の調節
もうまくできません。室温が高
い保育所や幼稚園に通い始める
等、環境の変化によっても体温
が上がる場合があります。川尻
院長は「子どもの体温が37度を
超えると心配されるお母さんが
少なくありませんが、まず普段
からわが子の平熱を知っておく
ことです」と強調しています。

 体温は1日のうちでも変動し、
夕方にかけて高くなります。1
日に数回、決まった時間に体温
を測るようにしておけば子ども
の平熱が分かります。病気によ
る発熱かどうかも判断しやすく
なるということです。

 子どもの発熱で多いのは細菌
やウイルスの感染症によるもの
です。中でも、夏風邪や突発性
発疹症、インフルエンザ、プー
ル熱(咽頭結膜熱)は高熱が続
きます。発熱は細菌などの侵入
から体を守る防御免疫反応です
が、幼い子どもの場合その防御
反応が活発で高熱が出やすいと
されています。

 ただ、一度熱が下がっても、
防御システムが未熟なため、再
び細菌などの動きが活発になり
熱が上がってしまいます。こう
して完治まで上がったり下がっ
たりを繰り返しながら、徐々に
平熱へと落ち着いていくのが子
どもの発熱の特徴でもあります。
熱がある場合、気になるのが、
受診のタイミングです。「平熱
より1度ほど高くても発熱以外
の症状がなく、食欲があり機嫌
良く遊んでいるようなら無理に
解熱剤などは飲ませず1~2日
は様子を見ても大丈夫です」と
川尻院長は言っています。

 しかし、熱が38.5度以上ある
場合や嘔吐(おうと)、下痢、
長引くせきなどの症状を伴って
いる場合、ぐったりしている、
機嫌が悪い、泣きやまないなど
「いつもと様子が違うと感じる
なら迷わず受診してほしい」と
川尻院長は注意を促しています。

子どもの発熱時の注意点につい

ての動画です。

 

 

 

 



 中尉が下士官に注意した。笑














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2】 大人の鼻血週に複数回出血大量出血は受診必要











 鼻血は子どもに多く大人にな
るとあまり出なくなります。大
人になってから大量に出血し、
週に何度も繰り返す場合には、
注意が必要です。東京大学医学
部耳鼻咽喉科教室(東京都文京
区)の近藤健二准教授に、鼻血
の原因や対処法などについて聞
きました。
 
 鼻の穴は左右の空間が仕切り
の壁(鼻中隔)で分けられてい
ます。鼻の穴から2センチほど
奥の鼻中隔粘膜に「キーゼルバ
ッハ部位」と呼ばれる、血管が
集中した箇所があります。鼻の
入り口から近く刺激に弱く乾燥
しがちなため出血しやすいとさ
れています。

 「特に子どもが鼻をいじった
り、強くはなをかんだりすると
出血することが多く、毎日のよ
うに鼻血を出す子もいますが、
少量なら心配ありません」と近
藤准教授は言っています。チョ
コレートなどの食べ過ぎによる
鼻血には医学的な根拠は無く、
興奮して血圧が上がっただけで
鼻血が出ることもないという事
です。

 ティッシュを鼻に詰める処置
は、取り出すときに、傷をふさ
いでいた血のりが取れて、再び
出血しやすいため避けた方がい
いそうです。鼻血が出たら、軽
く顎を引いて鼻を両側からつま
み、5~10分間圧迫して止血
します。このとき、口に流れ込
んだ血液は吐き出しましょう。

 「上を向いて鼻をつまむと、
血液を飲み込んでしまいます。
血液自体に害はありませんが、
大量に胃に入って刺激されると
嘔吐(おうと)することがあり
ます。高齢者の場合は、固まっ
た血液が喉に詰まる恐れもあり
ます」と近藤准教授は話してい
ます。子どものキーゼルバッハ
部位からの出血は、ほとんどが
治療不要ですが、大人の場合は
動脈性の出血の可能性もありま
す。その場合は、出血部位を内
視鏡で確認し、最小限の範囲を
電気メスで焼く治療を行うこと
もあります。

 高血圧や糖尿病等の生活習慣
病による動脈硬化がある人は、
特に注意が必要です。「鼻の奥
の太い血管がもろくなって切れ
ると大量出血し、救急搬送され
ることになります。一度出血が
止まっても、再出血する恐れが
あるので医療機関の受診が必要
です」と近藤准教授は注意喚起
しています。

 血が止まりにくい薬を飲んで
いると、複数の箇所から出血す
ることがあります。 遺伝的に
血管が弱いオスラー病や血管腫、
悪性腫瘍で鼻血が起こることも
あります。「大人で鼻血が週に
何度も出たり、大量に出たりす
る場合は、耳鼻科を受診して下
さい。冬場は鼻の粘膜が乾燥し
てひび割れを起こし、出血する
こともあるので加湿も重要です」
と、近藤准教授はアドバイスし
ています。

大人の鼻血について、病気との

関連について述べている動画で

す。

 

 

 

 



 本を読んだ感想は、無味乾燥
なものだった。笑











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編集後記




 幼い子どもには、熱がいった
ん下がっても、また上がるとい
う繰り返しが、多いのは残念な
ことです。 私のクリニックの
外来でも過去、そうしたお子様
は、たくさんいらっしゃいまし
た。大体、親御さんは、入院の
設備のある病院を希望されるの
で、紹介状(情報提供書)を持
って、帰宅されます。入院設備
のある、大病院では、子どもの
受け入れが悪く、熱が高いだけ
では、入院させてもらえません。
熱がある場合、気になるのが、
受診のタイミングです。 平熱
より1度ほど高くても発熱以外
の症状がなく、食欲があり機嫌
良く遊んでいるようなら無理に
解熱剤などは飲ませず1~2日
は様子を見ても大丈夫という事
は頭の片隅に置いておいた方が
良さそうです。
 鼻血は子どもに多く大人にな
るとあまり出なくなります。大
人になってから大量に出血し、
週に何度も繰り返す場合には、
注意が必要ということは、重要
なことです。大人の鼻出血につ
いては、動脈硬化性の生活習慣
病を持病として持っている場合
は、気を付けるべきですし、抗
血小板剤や、抗凝固剤のような、
血液サラサラの薬を内服してい
る場合も、止血しにくいので、
十分注意が必要です。遺伝的に
血管が弱いオスラー病や血管腫、
悪性腫瘍で鼻血が起こる場合も
あるので、上記注意が必要とさ
れる場合は、耳鼻咽喉科の医療
機関受診が望ましいと考えられ
ます。鼻血だから、問題ないと
侮るのは、止めた方がよさそう
です。

 血管に欠陥がある病気は注意
が必要。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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