診療マル秘裏話  号外Vol.1465 平成31年4月18日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)ALSを、白血病の薬で治療する臨床試験開始
2)顎骨が溶ける等の症状のインプラント 周囲炎が問題















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 ALSを、白血病の薬で治療する臨床試験開始













 全身の筋肉が衰える難病「筋
萎縮性側索硬化症」(ALS)
を、白血病の薬で治療する臨床
試験(治験)を始めると、京都
大のチームが3月26日発表しま
した。患者さんのiPS細胞(
人工多能性幹細胞)を使った研
究で、ALSの進行を抑える効
果を確認しており、治験では20
歳以上80歳未満の患者さん24人
を対象に安全性を検証します。

 この薬は、慢性骨髄性白血病
の治療薬「ボスチニブ」で、京
大病院を含む4医療機関で治験
を行います。対象は、発症から
2年以内で、自立して日常生活
を送ることができる患者さんで
す。1日1回、1~4錠を最大
12週間服用してもらい、主に副
作用の有無を調べ、治療効果も
探ります。

 ALSは体を動かすための神
経が徐々に失われる難病です。
2017年度末現在、患者は約9600
人に上ります。進行を遅らせる
薬はありますが効果は限定的で、
根本的な治療法はありません。

 京大iPS細胞研究所の井上
治久教授らは、患者さんのiP
S細胞から病気の特徴を持つ神
経細胞を作り、1416種類の薬の
候補と反応させました。2017年、
ボスチニブに神経細胞の死滅を
抑える働きがあることを確かめ、
治験の準備を進めていました。

 井上教授は「実験では、既存
薬よりも効果が認められたが、
まずは慎重に安全性を見極めた
い」と話しています。

 iPS細胞を使った創薬研究
では、慶応大もALSを対象に
別の薬で治験を実施中で、日本
ALS協会近畿ブロック会長の
増田英明さん(75)(京都市)
は「私たち患者は、長い間治ら
ないと言われたALSと闘って
いる。治療の選択肢が増える事
を切に願う」とコメントしまし
た。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 

 

 



 高価な硬貨の経済効果。笑

















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2】 顎骨が溶ける等の症状のインプラント 周囲炎が問題















 抜けた歯の代わりに、人工の
歯の根元部分を埋め込む「イン
プラント」治療。天然の歯の歯
周病と同じく、あごの骨が溶け
るなどの症状が出る「インプラ
ント周囲炎」が問題になってい
ます。 症状が進むと抜本的な
治療法がなく、インプラントを
抜くしかありません。日頃の予
防が第一ということです。和泉
雄一・東京医科歯科大名誉教授
(歯周病学)によると、インプ
ラント治療が国内で盛んになっ
て30年ほどが経ちました。海外
では半世紀の歴史があるという
ことです。

 「はじめはインプラントは1
回入れてしまえば、永久的にも
つ夢の治療と考えられていたん
です」。しかし、天然の歯の歯
周病と同じように歯茎のはれや、
うみが出る症状がみられるよう
になりました。

 インプラントと歯茎の間に「
ポケット」と呼ばれる隙間がで
き、その中で歯周病菌が増えま
す。歯茎に炎症が起き、ポケッ
トは深くなっていき、あごの骨
が溶けてしまいます。これがイ
ンプラント周囲炎です。

 日本歯周病学会の調べでは、
インプラント治療から3年以上
たった患者さん267人の約1
割がインプラント周囲炎、約3
分の1がその前段階のインプラ
ント周囲粘膜炎になっていまし
た。歯周病専門医が診ていて、
よいケアを受けている患者さん
の調査なので、実際はもっと多
いと考えられます。

 天然の歯の周りでは炎症を抑
える物質が出たり、歯にかかっ
た力が骨に伝わるのを和らげる
部分があったりして、歯周病か
ら守られています。このような
仕組みが働かないインプラント
は、症状が悪くなるのが早いと
いうことです。

 周囲炎が増えたのは、治療の
基本が守られていないのが大き
な原因です。加えて、機能回復
だけでなく見栄えをよくするた
め、最初のころは歯茎の上に出
ていたインプラント上部を見え
なくしたのも一因だそうそうで
す。貴和会銀座歯科診療所(東
京都)の佐々木猛医師は「審美
性の追求は自然な流れで悪いこ
とではないが、それが過ぎると、
インプラントを深く埋め込む傾
向が強くなり、ポケットが深く
なったり、患者さんが自分で清
掃できないかぶせ物が装着され
たりして、周囲炎が起こりやす
くなる」ということです。

 歯周病もインプラント周囲炎
もよほど悪くならない限り、痛
みなどの自覚症状があまりない
のが特徴です。「歯周病だと歯
がぐらぐらゆれるので分かる事
もあるが、インプラント周囲炎
はよほど悪くならないとゆれず、
なおさらわかりにくい」と佐々
木さんは話しています。

 気づかずに症状が進んで、イ
ンプラントが抜け落ちたり、X
線写真を撮ったら骨が大きく溶
けていたりすることがあるとい
うことです。

 炎症ではれている初期であれ
ば、インプラントの周りを徹底
的にきれいにし、菌を取り除く
ことで回復が期待できます。貴
和会新大阪歯科診療所(大阪市)
の水野秀治副院長は「超音波や
レーザー等を使う治療法が研究
されているが、骨が溶ける症状
が進んでしまうと抜本的な治療
法は今のところない。インプラ
ントを抜くしかなく、骨に大き
な負担がかかる」という。周囲
炎を防ぐには、どうすればいい
のでしょうか。

 水野さんによると予防が重要
で、三つのポイントがあります。
1)インプラントを入れる前に、
残った歯の虫歯や歯周病を完全
にします。 2)入れる際、骨の
再生を促す治療で周りの骨を増
やすなどし、長持ちする環境を
整えます。3)治療後は天然の歯
と同じようにきれいに保ち、2
、3カ月に1回、歯科医で専門
的なメンテナンスを受けます。

 「ケアをしっかりできない人
はインプラント治療を選択する
べきでない」と水野さんは指摘
しています。

 大阪府で和楽器専門店を経営
する吉田清一さん(71)は十数
年前、インプラントを受けまし
た。インプラントを入れる前に、
歯が抜ける原因になった歯周病
の治療を徹底的に受けたという
ことです。

 以前は歯の手入れはおざなり
でしたが、主治医の指導もあり、
いまは、歯間ブラシなど複数の
器具を使って徹底的にきれいに
しています。2カ月に1回ほど
歯科医院に通い、自分では完全
に落とせないポケットの汚れ等
を取り除きます。いまのところ、
本物の歯のように使いやすいと
いうことです。

インプラントの定期メンテナン

ス(非外科的方法)について、

解説している動画です。

 

 

 

 

 



 市道の駐車を駐車禁と指導す
る。笑
















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編集後記




 全身の筋肉が衰える難病「筋
萎縮性側索硬化症」(ALS)
を、白血病の薬で治療する臨床
試験(治験)を始めると発表し
たのは、素晴らしい企画です。
患者さんのiPS細胞(人工多
能性幹細胞)を使った研究で、
ALSの進行を抑える効果を確
認しており、治験では20歳以上
80歳未満の患者さん24人を対象
に安全性を検証するということ
で患者さんのiPS細胞を薬剤
を選定する過程で使ったという
ことが画期的な手法と言えまし
ょう。臨床試験の良好な結果を
患者さんのiPS細胞を使う事
で予想可能となったのは大きい
と言えましょう。ただ臨床試験
では、何が起こるか分からず、
既存薬を使っているから安全と
は、必ずしも言う事はできない
訳です。そのための臨床試験で
あるので、良好な結果がでる事
を期待したいと思います。
 抜けた歯の代わりに、人工の
歯の根元部分を埋め込む「イン
プラント」治療。天然の歯の歯
周病と同じく、あごの骨が溶け
るなどの症状が出る「インプラ
ント周囲炎」が問題になってい
るということで、ケアをしっか
りできない人は、インプラント
治療を選択するべきでないと言
うことが、結論だと思います。
インプラントと歯茎の間に「ポ
ケット」と呼ばれる隙間ができ、
その中で歯周病菌が増えて歯茎
に炎症が起き、ポケットは深く
なっていき、あごの骨が溶けて
しまいます。これがインプラン
ト周囲炎と呼ばれるもので骨が
溶ける症状が、進んでしまうと
抜本的な治療法は今のところな
く、インプラントを抜くしかな
く、骨に大きな負担がかかる事
は、誰の目にも明らかという事
でインプラントを入れた人は、
本文中の予防項目を、徹底的に
実行して頂きたいと思います。

 広目天が、説法の項目を選択
する。笑

















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