診療マル秘裏話  号外Vol.1615 令和1年10月10日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)細胞老化が発がんリスク 要因となる作用機序解明
2)健康・医療分野を重視した、環境先進都市開発













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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】)細胞老化が発がんリスク 要因となる作用機序解明












 国立がん研究センター研究所
の発がん・予防研究分野らのチ
ームは、細胞の老化が発がんの
リスク要因となる作用機序の一
端を解明しました。多くの遺伝
子変異は無秩序に入るのではな
く、細胞の老化によってDNA
修復能が低下しています。DN
Aの損傷が蓄積することで変異
のリスクが上がり、がんを発生
させることを見いだしました。
老化と発がんの関係を明確に示
した今回の成果を踏まえ、予防
できないと考えられていたがん
について損傷したDNAの修復
を促すなどの方法により予防で
きる可能性が示唆されたとして
います。

 ほとんどの変異はDNAの複
製過程で無秩序に誘導され、発
がん過程はがん抑制遺伝子が機
能を欠損し、増殖抑制が効かな
くなった細胞の出現・増殖を数
回経て進行するクローン進化と
考えられてきました。しかし今
回の研究で、がん抑制遺伝子の
クローン進化はミスマッチ修復
欠損よりゲノム不安定性によっ
て誘導され、ゲノム安定性が保
持された背景では抑制されてい
ることが分かりました。

 ゲノム不安定性は染色体不安
定性とマイクロサテライト不安
定性に大別されますが、両者は
相互排他的であり、中高年以降
に発症したがんではどちらか一
方が認められることを裏付けた
ということです。

 老化に起因するがんは、ゲノ
ム不安定性をともない変異導入
されることが示されたことから、
今後は損傷したDNAの修復に
よるゲノム安定性の保持につい
て研究を進め、新たながん予防
応用への研究を展開したいとし
ています。

細胞老化を引き起こすストレス

は、発がんストレスのみと主張

する動画です。

 

 

 

 



 排他的経済水域に入ったとた
ん吐いた。        笑












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2】 健康・医療分野を重視した、環境先進都市開発












 パナソニックや関西電力など
14社は、9月17日、健康・医療
分野を重視した環境先進都市(
スマートタウン)の開発を、大
阪府吹田市で計画していると発
表しました。子どもから高齢者
まで各世代を支援する教育・医
療福祉サービスを提供し、認知
症の早期発見、予防にも力を入
れます。2020年に着工し、2022
年春に入居を開始する予定です。
 パナソニックの工場跡地約2.
3ヘクタールに、ファミリー・
シニア向け分譲マンションやサ
ービス付き高齢者住宅など36
5戸の住宅、認知症高齢者のグ
ループホーム、商業施設などを
建設します。サービス付き高齢
者住宅ではエアコンの操作など
をセンサーで検知し、異常な行
動があれば、認知症を疑ってみ
ます。総事業費は非公表です。

一年前の北大阪健康医療都市に

ついて解説している動画です。

 

 

 

 



 総事業費は非公表であること
が好評だった。      笑














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編集後記





 国立がん研究センター研究所
の発がん・予防研究分野らのチ
ームは、細胞の老化が発がんの
リスク要因となる作用機序の一
端を解明したのは、素晴らしい
業績です。多くの遺伝子変異は
無秩序に入るのではなく、細胞
の老化によってDNA修復能が
低下しています。DNAの損傷
が蓄積することで変異のリスク
が上がり、がんを発生させるこ
とを見いだしたのは、正にコロ
ンブスの卵と言えましょう。老
化と発がんの関係を明確に示し
た今回の成果を踏まえ、予防で
きないと考えられていたがんに
ついて損傷したDNAの修復を
促すなどの方法により予防でき
る可能性が示唆されたのは本当
に凄いことだと実感しています。
その内、確実に予防法を行って
いるから、がんになることはな
ないよと真顔で言える時代にな
って頂きたいものです。
 パナソニックや関西電力など
14社は、9月17日、健康・医療
分野を重視した環境先進都市(
スマートタウン)の開発を、大
阪府吹田市で計画していると発
表したのは、素晴らしい企画だ
と思います。折しも小泉進次郎
氏が、環境大臣になったこの時
にこそ、このような企画が生ま
れる要因があったのではないか
と類推しています。パナソニッ
クの工場跡地約2.3ヘクター
ルに、ファミリー・シニア向け
分譲マンションやサービス付き
高齢者住宅など365戸の住宅、
認知症高齢者のグループホーム、
商業施設などを建設し、サービ
ス付き高齢者住宅ではエアコン
の操作などをセンサーで検知し、
異常な行動があれば、認知症を
疑ってみると言うのも、優れた
技術を導入しているのは確実と
言えるでしょう。高齢者に優し
い、高齢者や病人などの弱者に
よりそうハイテクノロジーの巣
となることを目指して欲しいも
のです。

 エアコンの操作を誤ったと言
う証言を捜査する。    笑














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