診療マル秘裏話  号外Vol.1667 令和1年12月9日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)悪性黒色腫,血管肉腫のBNCT第1相臨床試験開始
2)シミ部位の表皮・真皮では神経線維の密度が高い














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】悪性黒色腫,血管肉腫のBNCT第1相臨床試験開始












 ステラケミファの創薬子会社
ステラファーマとCICS(東
京都江東区、古川哲也社長)は、
悪性黒色腫と血管肉腫を対象に
ホウ素中性子捕捉療法「BNC
T」の第1相臨床試験を開始す
ると発表しました。11月から国
立がん研究センター中央病院で
開始します。CICSが開発し
たリチウムターゲットを用いた
加速器中性子捕捉治療装置「C
ICS-1」とステラファーマ
が開発したBNCT用ホウ素薬
剤「SPM-011」の安全性
および忍容性を検討します。

 CICSはリゾートトラスト
グループの医療機器メーカーで
す。2010年に国立がん研究セン
ターと共同研究契約を締結しま
した。2014年の中央病院診療棟
の完成とともに加速器型の中性
子捕捉治療装置を導入し、非臨
床試験を実施してきました。

BNCTの臨床試験について解説

している動画です。

 

 

 

 



 最近の細菌が仮足で加速した。















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2】 シミ部位の表皮・真皮では神経線維の密度が高い













 ポーラ化成工業はシミ部位に
神経が集まっていることを見い
だしました。東京大学生産技術
研究所の池内与志穂准教授との
共同研究。皮膚の内部構造を3
次元で観察する手法を確立し、
シミのある部位とない部位を見
比べたところ、シミ部位の表皮・
真皮では神経線維の密度が高ま
っていることが分かりました。
神経がシミを誘発しているとみ
て、今後は神経の働きを制御す
ることで、シミ発生などを効果
的に防ぐ製品・サービスの開発
を目指しています。

 現在のシミ改善薬用化粧品や
美容医療には、表皮や表皮のメ
ラノサイトに働きかけるものが
多いとされています。ただ、シ
ミは一度できてしまうと完全に
消し去ることが難しく、同じ場
所で再発する場合もあります。
同社では皮膚内部にシミの誘発
要因があると考え、なかでも皮
膚表面まで伸び、皮膚で周囲の
細胞に影響を及ぼすとされる神
経線維に着目しました。皮膚で
の神経分布がシミ再発にかかわ
っているのではと、研究を進め
ました。

 始めに、皮膚内部で縦横無尽
に広がる神経線維の分布を捉え
ようと、皮膚の内部構造を3次
元で観察する手法を確立しまし
た。観察手法は皮膚組織を透明
にしてから神経を染色するもの
です。新手法を用いてシミのあ
る部位とない部位を観察したと
ころ、シミ部位では神経線維の
密度が高まっていました。

 結果を踏まえ、従来の表皮に
対するシミ改善ケアでは皮膚内
部に神経が居座り続けるため、
シミ再発の可能性があるとしま
した。今後もシミと神経の研究
を続け、神経の働きを制御する
ことでシミ根絶を叶えるような
ケアにつなげたい考えです。

シミの場所と原因について解説

している動画です。

 

 

 

 



 シミに神経が多いため、しみ
る。           笑














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編集後記



 ステラケミファの創薬子会社
ステラファーマとCICS(東
京都江東区、古川哲也社長)が、
悪性黒色腫と血管肉腫を対象に
ホウ素中性子捕捉療法「BNC
T」の第1相臨床試験を開始す
ると発表したのは、素晴らしい
企画です。 悪性黒色腫と血管
肉腫はともに、非常に悪性度が
高く、高率に肺及び全身へ転移
することが知られている腫瘍で
す。「BNCT」で使われる、
ホウ素製剤もかなり有効なもの
が開発されているので、結果が
出るのが楽しみです。CICS
が開発したリチウムターゲット
を用いた加速器中性子捕捉治療
装置「CICS-1」とステラ
ファーマが開発したBNCT用
ホウ素薬剤「SPM-011」
の安全性および忍容性を検討す
ることでこの二つの悪性腫瘍の
患者さんに一筋の光が差すこと
を期待したいと思います。
 ポーラ化成工業はシミ部位に
神経が集まっていることを見い
だしたのは素晴らしい業績です。
皮膚の内部構造を3次元で観察
する手法を確立し、シミのある
部位とない部位を見比べたとこ
ろ、シミ部位の表皮・真皮では
神経線維の密度が高まっている
ことが分かったということです
ので、かなり緻密な研究を行え
るでしょう。神経がシミを誘発
しているとみて、今後は神経の
働きを制御することでシミ発生
などを効果的に防ぐ製品・サー
ビスの開発を目指していくと言
う将来的な目標までしっかりと
立てているので、今後の研究が
楽しみです。従来の表皮に対す
るシミ改善ケアでは皮膚内部に
神経が居座り続けるため、シミ
再発の可能性があるとしたのも
慧眼と言えましょう。今後もシ
ミと神経の研究を続け、神経の
働きを制御することでシミ根絶
を叶えるようなケアにつなげる
努力を継続して頂きたいと切に
願う次第です。

 成魚の成長を制御する。笑

















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