診療マル秘裏話  号外Vol.1835 令和2年6月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)武漢熱診断の抗原検出イムノクロマトキットの開発に成功
2)武漢熱感染リスクと,喫煙の意識調査結果を発表す















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】 武漢熱診断の抗原検出イムノクロマトキットの開発に成功











 順天堂大学は5月26日、新型
コロナウイルス感染症(COVID-1
9)の診断向けとしたSARS-CoV-2
抗原検出イムノクロマトキット
の開発に成功したことを発表し
ました。

同成果は、同大大学院医学研究
科 微生物学の切替照雄 教授ら
の研究グループと、コージンバ
イオらによるものです。

同キットは、下気道由来検体ま
たは鼻咽頭ぬぐい液に含まれる
ウイルスを直接検出することで、
臨床現場における即時検査への
応用を可能としたものです。検
体に対する特別な前処理が不要
なため、PCR のような遺伝子診
断法と比べ迅速かつ簡便に検査
を行うことができるため、検査
開始から終了まで数分から数十
分で診断が可能だということで
す。

研究グループでは、従来の遺伝
子検査と組み合わせれば、これ
まで診断できなかった感染者を
簡便に検出でき、新型コロナウ
イルス感染症の拡大防止に有用
であると説明しています。なお、
今回のキットについて、コージ
ンバイオが製品化の計画を進め
ているということです。

抗原検査キットについて解説し

ている動画です。

 

 

 

 



 簡便な診断機器は、勘弁して
下さい。         笑















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2】 武漢熱感染リスクと,喫煙の意識調査結果を発表す












 Wizleapは5月16日、「コロナ
ウイルス感染リスクと喫煙につ
いて」の意識調査の結果を発表
しました。調査は5月15日~16
日、20代以上の喫煙者195名(男
性50.5%、女性49.5%)を対象に,
インターネットで行われました。

はじめに、新型コロナウイルス
感染拡大の前と現在の喫煙状況
を比較した所、27.8%が「やめ
た」と回答しました。新型コロ
ナウイルス感染拡大の影響から、
約4人に1人がタバコをやめたこ
とが分かりました。

また、コロナ禍の中でタバコを
吸うことについてどう思うか尋
ねたところ、22.2%が「関係な
いと思う」と回答しました。「
たばこを吸うことでコロナウィ
ルスを撒き散らしているわけで
もなく個人の自由」「今の日本
には喫煙によるリスクより、そ
うではないストレスでリスクを
抱えるほうが大きい気がするし、
そのほうが問題だと思う」とい
った意見が聞かれました。

一方、「良くないと思う」(77.
8%)と回答した人からは、「肺
炎の恐れがあり、なおかつ自分
の身の回りの人にも副流煙を吸
わせてしまう為、感染や、肺炎
のリスクが上がってしまうと思
うから」といった声が寄せられ
ました。また「重症化リスクが
あることが分かったうえで、今
後タバコを控えようと思います
か?」と尋ねると、64.4%が「
本数を減らす」と回答しました。
「本数を増やす」と答えた人の
割合は、わずか2.1%でした。

武漢熱の重症化リスクとして、

タバコがあるということを解説

している動画です。

 

 

 

 

 



 解答を知った上で、受験生に
回答した。        笑

















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編集後記



 順天堂大学は5月26日、新型
コロナウイルス感染症(COVID-1
9)の診断向けとしたSARS-CoV-2
抗原検出イムノクロマトキット
の開発に成功したことを発表し
たのは、喜ばしいことです。同
キットは、下気道由来検体また
は、鼻咽頭ぬぐい液に含まれる
ウイルスを直接検出するという
ことなので、唾液で検出する、
PCR検査(島津製作所)より
は検体を採取するのに手間が、
かかるようです。しかし、検体
に対する特別な前処理が不要な
ため、PCR のような遺伝子診断
法と比べ迅速かつ簡便に検査を
行うことができるため、検査開
始から終了まで数分から数十分
で診断が可能ということですの
で、時短検査ということは言え
るでしょう。ただ検査を実施す
るのが医療関係者でなければな
らず、検査を実施した医療関係
者は、感染のリスクがあると言
うことは、止むを得ないと言え
ましょう。
 Wizleapが5月16日、「コロナ
ウイルス感染リスクと喫煙につ
いて」の意識調査の結果を発表
したのには、驚きました。はじ
めに、新型コロナウイルス感染
拡大の前と現在の喫煙状況を比
較した所、27.8%が「やめた」
と回答したことから、喫煙者に
とって、重症化を避ける意識は
強かったと思います。しかしな
がら、残りの72.2%は、喫煙を
続けたということですから自分
には、関係のないことと考えた
人が多かったことと、志村けん
さんのように、禁煙して時間が
経っていた人でも重症化して亡
くなったことから禁煙しても、
重症化は、免れないと考えた人
が多かったので、この結果を生
んだと考えるのが自然ではない
でしょうか?本数を減らすだけ
では、重症化を避けることがで
きないことを考慮すべきだと私
は考えています。

 近縁の人から禁煙を勧める。

















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