診療マル秘裏話  号外Vol.2322 令和4年1月11日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★











目次
 
1)コンピュータ解析に基づくガンの分子特性の解析事業
2)武漢熱ワクチン効果持続には喫煙しないことが有効













◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆









 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】 コンピュータ解析に基づくガンの分子特性の解析事業













 米BostonGeneとNEC は12月15
日、米国以外の日本を含む主要
なグローバル市場に向けて、コ
ンピュータ解析に基づいてガン
の分子特性の解析を行う「Bost
onGene Tumor Portrait Tests」
を事業化する戦略的グローバル・
パートナーシップ契約を締結し
たことを発表しました。

 米BostonGeneは生物医学ソフ
トウエアを用いた患者さんデー
タ解析で、免疫療法と標的療法
に焦点を当てたガン治療への総
合的なアプローチの発見、特許
取得および開発を行っている企
業です。NECは2019年4月に同社
に出資し、これまで協業を拡大
してきました。

 米BostonGeneのコンピュータ
プラットフォームでは、腫瘍ゲ
ノミクス、患者さんの免疫機構、
および利用可能なすべての承認
済・開発中の治療法の有効性と
の相関を見出すために、AIに基
づく分子・免疫プロファイリン
グを行います。

 BostonGene Tumor Portrait
Testsは,ゲノムおよびトランス
クリプトームを統合的に解析す
る臨床ソリューションです。同
ソリューションで、日々の臨床
現場での精密医療を推進し、医
師がガン患者さんに個別化治療
の提供の支援を行います。日本
においては、NEC のヘルスケア・
ライフサイエンス領域のネット
ワークを活用して、同ソリュー
ションを国内の病院へ提供して
いく予定です。

 ガン遺伝子検査について解説

している動画です。

 

 

 



 水深を測定する事業を推進す
る。           笑














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆














2】 武漢熱ワクチン効果持続には喫煙しないことが有効














 武漢熱のワクチン効果を持続
させるには、喫煙しないことが
有効です。国立病院機構宇都宮
病院(宇都宮市)の呼吸器・ア
レルギー内科の研究チームなど
が接種者を対象に実施した調査
で、こんな結果が出ました。個
人で取り組める感染症対策とし
て禁煙を勧めています。

 宇都宮病院に勤める職員約37
0 人を対象に、ワクチンの2回
目接種から3カ月後と6カ月後
の2回、武漢熱への抵抗力の目
安となる血液中の抗体価を見ま
した。ワクチンはファイザー社
製です。調査には独協医大、自
治医大が協力しました。

 3カ月後の年齢別抗体価の中
央値で見ると、20歳代と比べて
60歳代から70歳代の数値は約半
分で、年齢に反比例して抗体価
が減っていました。年齢補正を
した上で喫煙や飲酒、高血圧な
どのリスク要因を検討した所、
喫煙歴のみが抗体価低下に大き
く影響していることが判明しま
した。「肺は病原体を排除する
免疫機能が発達していて、喫煙
習慣でそれが阻害されるのが原
因と考えられる」ということで
す。

 3カ月後と比べた6カ月後の
抗体価減少率は29.4%でした。
接種後のピークから見た場合で
は4分の1ほどに減っている値と
いうことです。特に女性の減少
幅の大きさが目立ち、加齢と喫
煙の影響も残っていました。

 2回目接種からまもなくは加
齢、男性、飲酒が低下要因でし
たが、3カ月後は加齢、喫煙、
6カ月後は性別と、時期により
主な要因が異なることが調査結
果から示唆されたとしています。

 研究責任者を務めた宇都宮病
院の杉山公美弥副院長によると、
ワクチン接種後、外敵を攻撃す
る免疫細胞は武漢熱ウイルスを
記憶していて、体内に入ってき
たら死滅させようと働き始めま
す。抗体をつくる免疫システム
も活性化されますが、一定の時
間がかかるため、抗体をあらか
じめ多く持っておくにこしたこ
とはないということです。

 杉山副院長は「日本人につい
てワクチン効果の持続性を見た
調査例はまだ少ない。年齢や性
別と違って喫煙の習慣は個人の
意思で変えられるので、武漢熱
に感染しないためにぜひ勧めた
い」と話しています。

 免疫を高める3回目の接種(
ブースター接種)が始まったこ
とから、今後、2週間後、3カ
月後の抗体価を調べる予定だと
いうことです。

武漢熱と喫煙について解説し

ている動画です。

 

 

 



 医師の治療方針を曲げないと
いう意思は、石の様に硬かった。
笑  














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆













編集後記




 米BostonGeneとNEC が12月15
日、米国以外の日本を含む主要
なグローバル市場に向けて、コ
ンピュータ解析に基づいてガン
の分子特性の解析を行う「Bost
onGene Tumor Portrait Tests」
を事業化する戦略的グローバル・
パートナーシップ契約を締結し
たことを発表したのは喜ばしい
ことです。BostonGene Tumor P
ortrait Testsは,ゲノムおよび
トランスクリプトームを統合的
に解析する臨床ソリューション
で、日々の臨床現場での精密医
療を推進し、医師がガン患者さ
んに個別化治療の提供の支援を
行うということですから、凄い
先進的なサービスを目指してい
ることが分かります。
 武漢熱のワクチン効果を持続
させるには、喫煙しないことが
有効というのは、当たり前とと
られることが多いと思いますが、
多変量解析の統計ではじき出さ
れた結論です。逆に言えばワク
チン効果を阻害する最大の要因
が喫煙ということになります。
「肺は病原体を排除する免疫機
能が発達していて、喫煙習慣で
それが阻害されるのが原因と考
えられる」ということですから、
何はともあれ、ワクチン接種を
した人は、喫煙しないことが、
本人の大きな利益になるという
ことは、間違いないようです。
職員を対象に調べるというのは、
なかなかスマートなやり方だと
思いました。

 芸能人の喫煙習慣が週刊誌で
曝露される。       笑















************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
  解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」https://www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長 
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト https://www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。