診療マル秘裏話  号外Vol.2594 令和4年11月25日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次

1)免疫細胞を少量で効果的に活性化するワクチン材料
2)糖尿病患者が認知症発症指標の血液中物質発見












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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】 免疫細胞を少量で効果的に活性化するワクチン材料














 大阪公立大の研究グループは
11月2日までに、ガンを攻撃す
る免疫細胞を、少量で効果的に
活性化させるワクチン材料を開
発したと発表しました。実用化
できれば、現在は2~3割にし
か効かないガン免疫療法の適用
患者さんを拡大できる可能性が
あるということです。研究結果
は、国際科学誌「ジャーナル・
オブ・コントロールド・リリー
ス」の電子版に掲載されました。

 研究グループは、ガン抗原を
「リポソーム」と呼ばれる数十
~数百ナノメートルの微少な脂
質膜のカプセル中に入れて、免
疫システムの司令塔の役割を果
たす「樹状細胞」に送り届け、
免疫の働きを活性化させる方法
を研究してきました。

 今回は、免疫細胞を活性化す
る作用があり、樹状細胞に取り
込まれやすい性質を持つ脂質の
一種などを組み込んだリポソー
ムを作製しました。ガン細胞を
移植したマウスに投与した所、
従来の10分の1の抗原量でも、
ガンの成長を抑制できたという
ことです。

 同大大学院工学研究科の弓場
英司准教授(応用化学)は「今
回使った抗原は研究用なので、
実際のガン抗原でも同じ効果を
出せるかを調べたい」と話して
います。

 ガン免疫細胞治療について解

説している動画です。

 

 



 高原でガン抗原の研究をする
と公言した。       笑

















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2】 糖尿病患者が認知症発症指標の血液中物質発見














 国立病院機構京都医療センタ
ー(京都市)は11月1日、糖尿
病患者が認知症を発症する指標
となる血液中の物質を発見した
と発表しました。糖尿病患者さ
んは認知症の発症リスクが高い
のですが、血液検査によって早
期発見につながる可能性がある
ということです。研究成果は欧
州の糖尿病専門誌に掲載されま
した。

 同センターは、アルツハイマ
ー病の原因となる蛋白質が脳内
に広がるのを抑える細胞を活性
化させる物質「トレム2」につ
いて、糖尿病患者さん47人と非
糖尿病患者さん74人を対象に血
液中の濃度を測定しました。糖
尿病患者さんは認知機能が正常
な時期から非糖尿病患者さんよ
り濃度が低く、認知症の人はさ
らに低い傾向があることが分か
りました。 

 認知症の原因について解説し

ている動画です。

 

 

 



 蛍光物質を携行する傾向があ
る。           笑













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編集後記


 大阪公立大の研究グループが
11月2日までに、ガンを攻撃す
る免疫細胞を、少量で効果的に
活性化させるワクチン材料を開
発したと発表したのは、素晴ら
しい業績です。今回は、免疫細
胞を活性化する作用があり、樹
状細胞に取り込まれやすい性質
を持つ脂質の一種などを組み込
んだリポソームを作製し、ガン
細胞を移植したマウスに投与し
た所、従来の10分の1の抗原量
でも、ガンの成長を抑制できた
というのは、凄いことです。
 国立病院機構京都医療センタ
ー(京都市)が11月1日、糖尿
病患者が認知症を発症する指標
となる血液中の物質を発見した
と発表したのは素晴らしい業績
です。糖尿病患者さんは認知症
の発症リスクが高いのですが、
血液検査によって早期発見につ
ながる可能性があるということ
ですから、早期治療に結び付け
て頂ければ、幸いです。ただ、
インシュリン治療によっても、
認知症は発症するようなので、
治療の改善もこれから絶対必要
になると私は考えています。

 ソーキそばを食べて、早期発
見しよう。        笑













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