診療マル秘裏話    Vol.753 平成30年5月16日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)iPS 細胞使う研究で遺伝性難聴治療薬候補発見
2)複合現実デイスプレイ を利用した手術室構築イメージ















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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 iPS 細胞使う研究で遺伝性難聴治療薬候補発見











 慶応大の研究チームは4月24
日、iPS細胞(人工多能性幹
細胞)を使った研究で、遺伝性
難聴の治療薬の候補を見つけ、
効果を確認する臨床試験(治験)
を始めると発表しました。iP
S細胞を使った創薬の治験は、
京都大のチームに続き国内2例
目です。治験は慶応大学病院で
5月から実施します。

 対象は、難聴やめまいなどを
起こす遺伝性疾患「ペンドレッ
ド症候群」です。 乳幼児期に
発症して、徐々に悪化します。
会話が聞き取れなくなったり、
めまいの発作で寝たきりになっ
たりします。国内患者数は約40
00人で、根本的な治療法はあり
ません。

 チームは、患者さんのiPS
細胞から内耳の細胞を作って、
病態を再現し、酸化などのスト
レスで死にやすいことを確認し
ました。さらに、免疫抑制剤の
シロリムスを投与すると、内耳
細胞が死ににくくなる事も発見
しました。

 治験は7歳以上の患者さん16
人が対象となります。安全性を
確認しながらシロリムスの錠剤
を少量ずつ10か月間投与し治療
効果を調べます。

 山中伸弥・京大iPS細胞研
究所長の話「iPS細胞を使っ
た創薬の研究が着々と進展して
いることを大変うれしく思う。
他の病気でも新たな治療法につ
ながる成果を期待している」

iPS細胞を創薬に使うというニュ

ース動画です。

 

 

 

 



 高価な硬貨を用いる効果を確
かめる。笑















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2】 複合現実デイスプレイ を利用した手術室構築イメージ













 日立製作所は、マイクロソフ
トのMR(Mixed Reality :複合現
実) ヘッドマウントディスプレ
イ「Microsoft HoloLens 」(以
下 HoloLens)を利用した、手術
室構築イメージを体験できるコ
ンテンツを開発したことを発表
しました。手術室には、手術台
や生体モニタ、麻酔器、各機器
からの情報を表示するディスプ
レイなどさまざまな機器が配置
されています。また手術は執刀
医、麻酔科医、看護師など複数
人のスタッフで対応するため、
効率的に手術を行うための機器
のレイアウトが重要ですが実際
に機器を配置するまで、導入す
る手術室をイメージすることが
難しく、事前に機器の運用など
をシミュレーションすることは
難しかったということです。

日立は、1999年に手術中に脳腫
瘍の位置を把握する目的で、漏
えい磁場の範囲が狭い永久磁石
型オープンMRI システムを大学
病院の手術室に設置して以来、
多くの大規模病院にオープンMR
I システムを納入してきました。
2018年3月から販売している「
OPERADA 」は、オープンMRI シ
ステムを中心に手術支援を行う
ナビゲーションシステムや映像
統合配信システムをパッケージ
としたソリューションです。

今回、同社が開発したコンテン
ツは、HoloLensを用いて、デジ
タル手術支援ソリューション「
OPERADA 」を導入した手術室イ
メージを体験することが可能と
なります。HoloLensは没入型の
VRヘッドマウントディスプレイ
とは異なり、視界を遮ることな
く装着した状態で現実の周囲や
自身の手元が見えます。このた
め、これから手術室を新設する
予定の病院や、機器の新規導入
を予定している既存の手術室空
間をMR空間としてバーチャルの
医療機器を配置し、「実際の医
療機器を配置した手術室をイメ
ージしたい」「導入した機器を
どのように操作するか事前にス
タッフ間でトレーニングしたい」
という医療現場のニーズに応え
るということです。

同社は今後、デモや医療現場で
の実証を通して、現場のニーズ
に応える手術支援や教育分野の
コンテンツの拡充を図る予定だ
としています。

ホロレンズの体験動画です。

 

 

 

 



 各銃の殺傷能力を拡充する。














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編集後記



 iPS細胞 (人工多能性幹
細胞)を使った研究で、遺伝性
難聴の治療薬の候補を見つけ、
効果を確認する臨床試験(治験)
を始めると発表したのは偉大な
業績です。遺伝性難聴は確立し
た治療法が存在せず、臨床現場
では、お手上げの状態だったと
思われるからです。治療薬が見
つかったとなると患者さんは大
喜びするはずです。 まだ臨床
試験の段階なので、本当に薬に
なるかどうか分かりませんが、
全くお手上げの状態から一筋の
光が見えてきたというのが患者
さんの本音と言えましょう。
 マイクロソフトのMR(Mixed R
eality :複合現実) ヘッドマウ
ントディスプレイ「Microsoft 
HoloLens 」(以下 HoloLens)を
利用した、手術室構築イメージ
を体験できるコンテンツを開発
したというのは素晴らしい業績
です。 手術室には、手術台や
生体モニタ、麻酔器、各機器か
らの情報を表示するディスプレ
イなどさまざまな機器が配置さ
れています。また手術は、執刀
医、麻酔科医、看護師など複数
人のスタッフで対応するため、
効率的に手術を行うための機器
のレイアウトが重要ですが実際
に機器を配置するまで、導入す
る手術室をイメージすることが
難しく、事前に機器の運用など
をシミュレーションすることは
難しかったということですから
このシステムを使うと効率的に
手術を行うことが可能となりそ
うですね。

 機器の配置に危機感を感じる。















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