診療マル秘裏話  Vol.787 平成31年1月9日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)NAFLDであるか否か判定の血液中物質発見
2)糖尿病の発症リスクを予測するソフトの公開を再開す














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 NAFLDであるか否か判定の血液中物質発見












 聖路加国際大(東京都中央区)
と島津製作所(京都市)は、「
非アルコール性脂肪性肝疾患(
NAFLD)」になっているか
どうかを判定する血液中の物質
を見つけたと発表しました。こ
の病気は、肝硬変や肝がんにつ
ながる恐れがあり、早期発見で
きれば悪化を防げる可能性があ
ります。

 NAFLDは、飲酒をあまり
しない人にも起こる脂肪肝や、
それに伴う肝炎などの病気で、
患者さんは全国で1000万人以上
いると推計されています。

 共同研究では、聖路加国際病
院付属クリニックで2015~16年
に人間ドックを受けた男女3733
人に協力を依頼しました。NA
FLDと診断された826人と
健常者の血液を分析して比較し
た所、70種類の物質が判定に使
えることが分かりました。この
うちグルタミン酸等一部の物質
は、特に関連が強かったという
ことです。

 双方の関係者は、「受診者の
状態を今後も追跡し、発症予測
が可能な検査法の開発につなげ
たい」としています。島津製作
所は2020年を目標に実用化につ
なげたい考えです。

NASHを早期発見する方法につ

いての動画です。

 

 

 

 



 藩邸が真贋の判定に使われた。













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2】 糖尿病の発症リスクを予測するソフトの公開を再開す














 国立国際医療研究センター(
東京都)は12月19日にも、ウェ
ブサイトで、糖尿病の発症リス
クを予測するソフトの公開を再
開します。厚生労働省が「診断
行為に関わるもので正規の承認
手続きが必要な医療機器に該当
するのでは」と指摘しています。
10月下旬から公開中止を続けて
いましたが、内容を精査した同
省は「問題ない」と結論づけま
した。

 公開が中止されていたのは、
身長、体重、腹囲、血圧、喫煙
習慣などを入力すると、3年以
内に発症するリスクを予測でき
るソフトです。企業の健康診断
で得た約3万人のデータを基に
人工知能(AI)を活用して開発
しました。

 医薬品医療機器法では、診断
や治療、予防を目的としたソフ
トも医療機器として扱われます。
同省は、公開中止後、発症リス
クを判定する際の根拠や仕組み
について検討しました。 その
結果、予測は単に統計データに
基づくもので診断行為には当た
らないと判断しました。同省監
視指導・麻薬対策課は、「国の
機関であり、慎重に対応した。
医療機器に該当するかどうかは
難しい判断だった」と釈明して
います。

糖尿病の症状を緩和する薬用の

植物についての動画です。

 

 

 

 



 医療機器説が危機に瀕する。















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編集後記




 「非アルコール性脂肪性肝疾
患(NAFLD)」になってい
るかどうかを判定する血液中の
物質を見つけたと発表したのは、
偉大な業績です。非アルコール
性脂肪性肝疾患は、肝硬変や肝
がんにつながる恐れがあり早期
発見できれば悪化を防げる可能
性があるということですから、
この血液中の物質の発見意義は、
途轍もなく大きいと言えましょ
う。NAFLD自体、食べ過ぎ
が原因というイメージがあるの
で食欲を抑えるのが最も有効な
対策に見えるのは、私だけでし
ょうか?また糖尿病との関連で
もNAFLDが悪影響を及ぼす
ことが指摘されているので糖尿
病がある人は、この物質が発見
されるや否や対策を講じること
が必要になると推測されます。
 国立国際医療研究センター(
東京都)は12月19日にも、ウェ
ブサイトで、糖尿病の発症リス
クを予測するソフトの公開を再
開するのは、喜ばしいことです。
役人の屁理屈が証明されました。
たとえ法的に、医療機器と判断
されようとも、目的が糖尿病の
リスクを知るという重大なもの
となっている以上、リスク認識
および回避が先決であるという
当たり前のことが優先されたと
いうことでしょう。 これだけ
たくさんの糖尿病の患者さんや
境界型糖尿病の患者さんが日々
増え続けている中で、いいがか
りは止めて頂きたいと思います。
国立国際医療研究センターの方
は、「正義は我にあり」と胸を
張って頂きたいと思います。ま
た、負け惜しみのように、医療
機器に該当するかどうかは難し
い判断だったと言っていますが、
役人の戯言と言われても仕方が
ないと思われます。

 街頭で私の外套が注目に値す
る服に該当した。笑













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