診療マル秘裏話  Vol.844 令和2年2月12日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)新型コロナウイルス による肺炎には通常の感染症対策
2)上気道内細菌叢が小児の軽度喘息重症度と関連














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】 新型コロナウイルス による肺炎には通常の感染症対策











 中国・湖北省武漢市を中心に、
日本や韓国、タイでも感染患者
さんが確認された新型コロナウ
イルスによる肺炎が連日報道さ
れています。日本国内で感染が
広がる可能性はあるのでしょう
か。専門家は「通常の感染症対
策が大切」と呼びかけています。

 感染症対策に詳しい堀賢さと
し・順天堂大教授は、「現状で
は過度に心配する必要はない」
と強調しています。

 堀教授によると、新型肺炎に
感染した人を看病したり、武漢
市から2週間以内に帰国した感
染者と2メートル以内で会話し
たりするなど、濃厚な接触をす
れば感染するおそれがあるとい
うことです。

 電車に乗るなど日常生活の中
で、人から人へ次々に感染する
可能性は今のところ低いとみら
れています。堀教授は「現状で
はインフルエンザほどの感染力
はないと考えられる」と指摘し
ています。

 感染症対策の基本は、こまめ
に手洗いすることです。外出先
で手に付いたウイルスが、体内
に入り込むのを防ぐ効果があり
ます。アルコール消毒も有効だ
ということです。

 せきやくしゃみのしぶきを吸
い込むと、うつる可能性があり
ます。感染を広げないため、マ
スクの着用や、袖やティッシュ
を使って口や鼻を覆う「せきエ
チケット」も大切です。

静岡県知事の新型肺炎の対策に

ついての動画です。

 

 

 



 摂食することで接触の機会を
多くする。        笑













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2】 上気道内細菌叢が小児の軽度喘息重症度と関連











 ロート製薬は1月14日、花粉
による皮膚の炎症の抑制に複数
の成分が有効であることを明ら
かにしたと発表しました。培養
した表皮細胞にスギ花粉と、ジ
フェンヒドラミン塩酸塩など4
種類の化学物質を添加したとこ
ろ、アレルギーを引き起こす免
疫細胞を活性化させる蛋白質IL
‐33の発現量が減少することを
見いだしました。表皮が薄い目
の周りに症状が出やすい花粉症
皮膚炎という疾患の周知、適切
なセルフメディケーションの提
供、さらには関連製品の開発に
おいて研究成果を生かすようで
す。

 花粉に含まれる蛋白質が皮膚
に付着することで炎症が起こり、
かゆみなどの症状が出ます。今
回の研究ではアレルギー反応に
関与するIL‐33に着目しました。
IL‐33に対し、4成分の炎症抑
制効果の実証を行いました。

 正常ヒト由来表皮角化細胞に
スギ花粉を加えたところ、IL‐
33遺伝子の発現量が有意に増え、
炎症反応が引き起こされること
を確認しました。次いでジフェ
ンヒドラミン塩酸塩、リドカイ
ン、アラントイン、グリチルリ
チン酸二カリウムをそれぞれ添
加しました。いずれもIL‐33遺
伝子発現量が減り、炎症反応を
抑制する結果を得ました。

 研究成果により、外用薬に配
合されているジフェンヒドラミ
ン塩酸塩などの各種成分が花粉
による皮膚の炎症反応を抑えら
れる作用があることを裏付ける
ことができました。

花粉皮膚炎についてのニュース

動画です。

 

 

 



 添加物の塊に点火する。笑















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編集後記


 中国・湖北省武漢市を中心に、
日本や韓国、タイでも感染患者
さんが確認された新型コロナウ
イルスによる肺炎が連日報道さ
れています。日本国内で感染が
広がる可能性はあるのか?との
問いに専門家は、通常の感染症
対策が大切と言っているようで
す。私に言わせれば通常の感染
症対策だけでは、不十分である
と考えます。もちろん、通常の
感染症対策も大事です。しかし、
食事療法や睡眠のとり方が重要
であるにも関わらず、大病院の
先生方からは、敬遠されていま
す。残念です。
 ロート製薬は1月14日、花粉
による皮膚の炎症の抑制に複数
の成分が有効であることを明ら
かにしたと発表しました。培養
した表皮細胞にスギ花粉と、ジ
フェンヒドラミン塩酸塩など4
種類の化学物質を添加したとこ
ろ、アレルギーを引き起こす免
疫細胞を活性化させる蛋白質IL
‐33の発現量が減少することを
見いだしたのは素晴らしい業績
です。アレルギーという複雑な
機序を持つ疾患に対して有効な
対抗策が得られたのは、喜ばし
いことです。その対抗策の機序
まで分かったので感心しました。

 蛋白質IL‐33の発現量につい
て発言する。       笑















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