診療マル秘裏話   号外Vol.991  平成29年10月12日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
  
1)エピカテキンオリゴマー ががん細胞の増殖や転移を抑制
2)新たにがんと診断された人は、日本海側に多い














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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








  
1】 エピカテキンオリゴマー ががん細胞の増殖や転移を抑制











 信州大農学部(上伊那郡 南
箕輪村)の真壁秀文教授(生物
有機化学)らの研究グループが
9月18日までに、ブドウやリン
ゴなどに含まれる化合物「エピ
カテキンオリゴマー」に、がん
細胞の増殖や、臓器への転移を
抑制する効果があることを確認
しました。研究グループによる
と、がんの抑制効果がある化合
物を特定した例はほとんどなく、
がん治療への応用が期待できる
ということです。

 グループは、真壁教授と信州
大 バイオメディカル研究所の
藤井博教授(分子生物学)、同
大農学部の梅沢公二助教(構造
生物学)ら。2012年から共同で
研究に取り掛かりました。藤井
教授が当時、ブドウの抽出物に、
がん細胞の増殖や転移を抑制す
る効果がある物質が含まれてい
ることを突きとめていましたが、
物質の特定には至っていなかっ
たということです。

 グループで分析を進めた結果、
物質は、ブドウに含まれる渋味
成分で、ポリフェノール化合物
の一種「エピカテキン」が複数
連結した「エピカテキンオリゴ
マー」だと判明しました。エピ
カテキンオリゴマーはリンゴや
小豆、カカオなどにも含まれて
いるということです。

 グループは、エピカテキンオ
リゴマーの効果を検証しました。
真壁教授がエピカテキンを二つ
から六つ連結したエピカテキン
オリゴマーを合成し、梅沢助教
が、分子構造を確認しました。
藤井教授が、前立腺がんの細胞
にエピカテキンオリゴマーを混
ぜ、人工的に作った細胞組織に
がん細胞がどれだけ転移するか
を調べました。

 共同作業の結果、エピカテキ
ンを四つつなげたものでは転移
したがん細胞の数が減り、連結
数が五つ、六つではさらに減る
ことが明らかになりました。グ
ループの論文は8月、国際学術
誌「サイエンティフィック・リ
ポーツ」に掲載されました。

 藤井教授は「いろんな分野の
研究を組み合わせたからこそ得
られた成果」とし、真壁教授は
「食べ物を研究対象とする農学
部らしさを示せたのではないか」
としています。 

他にもがん抑制物質が見つかっ

ているようです。その紹介動画

です。

 

 



 盛夏に成果を追求する。笑











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2】 新たにがんと診断された人は、日本海側に多い













 国立がん研究センターは9月
19日、2013年に、新たにがんと
診断された人は86万2千人で、
日本海側で多いとする分析結果
を公表しました。部位別でも胃
がんが日本海側、肝臓がんは西
日本に多いなどの地域差が明ら
かになりました。高齢化に伴い、
当面患者さんの増加が続く見込
みで、17年は過去最多の101万4
千人になると予測しています。

 地域差には生活習慣や、ウイ
ルス感染が影響したと考えられ
る一方、医療体制の格差が要因
とみられる例もありました。同
センターは、「都道府県でがん
対策を立てる際の材料にしてほ
しい」と話しています。

 都道府県が行う、「地域がん
登録」のデータから全国の状況
を推定しました。

このニュースのニュース動画

です。

 

 



 日本海側では、胃がんのウイ
ルスが、西日本では、肝炎ウイ
ルスが、がんがん増殖するので
は?笑












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編集後記



 ブドウやリンゴなどに含まれ
る化合物「エピカテキンオリゴ
マー」に、がん細胞の増殖や、
臓器への転移を抑制する効果が
あることを確認したのは偉大な
業績です。その作用機序は新生
血管の阻害であると私は考えて
います。新生血管を阻害すると
がん細胞は、兵糧攻めにあって
増殖や転移ができなくなるわけ
です。ただエピカテキンオリゴ
マーと今まで同定されていなか
ったので、それを同定したのは、
画期的な業績と言うことができ
るでしょう。さらにオリゴマー
の数を増やして、実用的な薬剤
または、サプリメントを作って
頂きたいものです。
 新たにがんと診断された人は
86万2千人で、日本海側で多い
とする分析結果を公表したのは、
素晴らしい業績です。地域差の
原因として、生活習慣や、ウイ
ルス感染が影響したと考えられ
る一方、医療体制の格差が要因
とみられる例もあったという事
ですから、生活習慣を改めると
共に、ウイルス感染を起こさな
いように普段から免疫の力をあ
げておく必要があると思いまし
た。医療体制の格差については、
行政に責任があるので、今後、
しっかり対応して頂きたいと思
う次第です。

 格差を箇条書きに書くさ。笑











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