診療マル秘裏話  号外Vol.2591 令和4年11月21日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★











目次

1)キラーT細胞機能の加齢低下にはスペルミジンの量影響
2)Apple Watch血糖測定の臨床精度は約84%と高い












◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆









 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 









 
1】 キラーT細胞機能の加齢低下にはスペルミジンの量影響














 京都大ガン免疫総合研究セン
ターの本庶佑センター長らの研
究グループは、ガンなどを攻撃
する免疫細胞「キラーT細胞」
の機能が加齢に伴って低下する
のは、生体内化合物の一種「ス
ペルミジン(SPD)」の量が
関係していると突き止めたと発
表しました。成果は10月28日付
の米科学誌「サイエンス」電子
版に掲載されました。

 研究グループは若いマウスと、
免疫力の落ちた高齢マウスを比
較しました。高齢マウスはSP
Dの濃度が若いマウスの半分で、
キラーT細胞内のミトコンドリ
アの働きが低下していることを
確認しました。高齢マウスにS
PDを投与するとキラーT細胞
の機能が改善し、通常の高齢マ
ウスでは効果がない、ガンの免
疫療法が効くようになりました。

 こうした機能改善の仕組みと
して、キラーT細胞内のミトコ
ンドリアに含まれる代謝酵素に
SPDが直接結び付いて活性化
させていることも解明しました。
研究グループの茶本健司特定准
教授は「京都大ガン免疫総合研
究センターの本庶佑センター長
らの研究グループは、ガンなど
を攻撃する免疫細胞「キラーT
細胞」の機能が加齢に伴って低
下するのは、生体内化合物の一
種「スペルミジン(SPD)」
の量が関係していると突き止め
たと発表し京都大ガン免疫総合
研究センターの本庶佑センター
長らの研究グループは、ガンな
どを攻撃する免疫細胞「キラー
T細胞」の機能が加齢に伴って
低下するのは、生体内化合物の
一種「スペルミジン(SPD)」
の量が関係していると突き止め
たと発表しました。今後はSP
Dと免疫療法と併用した臨床研
究を進めたい」と話しています。 

 スペルミジンについて解説し

ている動画です。

 

 

 



 廊下で老化の話をする。 笑
















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆















2】 Apple Watch 血糖測定の臨床精度は約84%と高い














 2022年2月、非穿刺型の血糖
値測定機能を搭載したApple Wa
tch (プロトタイプ)の実験結
果が科学雑誌『Nature』に公表
され、23名のボランティアを対
象とした試験で血糖測定の臨床
精度は約84%と高いことが示さ
れました (『Apple Watchで血
糖測定、測定誤差は如何に?』)。
Apple Watch などのウェアラブ
ルデバイスを用いたバイタル測
定の経験や印象を医師1019人に
尋ねた所、約4人に1人がスマー
トウォッチを所有しており、約
10人に1人はスマートウォッチ
の心電図解析機能を使った経験
がありました。心電図解析機能
を実際に使った印象は、「不整
脈の検出には有用」「しっかり
した波形を計測できる」「簡便
なので幅広い年齢層に使える」
など評価する声が聞かれる一方
で、「その都度測る必要があり
モニター的には今一つ」「心房
細動と洞性頻脈くらいしか検出
できない」といった声も多く賛
否が分かれました。

Apple Watchについて解説し

ている動画です。

 

 

 



 心房細動の速脈発作を辛抱し
ては、いけない。     笑












◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆












編集後記


 京都大ガン免疫総合研究セン
ターの本庶佑センター長らの研
究グループが、ガンなどを攻撃
する免疫細胞「キラーT細胞」
の機能が加齢に伴って低下する
のは、生体内化合物の一種「ス
ペルミジン(SPD)」の量が
関係していると突き止めたと発
表したのは素晴らしい業績です。
今後はSPDと免疫療法と併用
した臨床研究を進めて頂きたい
ものです。
 2022年2月、非穿刺型の血糖
値測定機能を搭載したApple Wa
tch (プロトタイプ)の実験結
果が科学雑誌『Nature』に公表
され、23名のボランティアを対
象とした試験で血糖測定の臨床
精度は約84%と高いことが示さ
れたのは素晴らしい業績です。
心電図解析機能を実際に使った
印象は、正誤色々あるようです
が、概ね良しとされていたと私
は、考えています。

 雑誌に公表したのは、好評だ
った。          笑














************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
  解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」https://www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長 
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト https://eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。